長崎県長崎市にある日本初の日本初の石造りアーチ橋『眼鏡橋』に行ってみた

眼鏡橋
 全国には有名なもので32もの「眼鏡橋」と呼ばれる橋がありますが、その中でもキング・オブ・キング、最も有名な長崎県長崎市にある『眼鏡橋』にやってきました。

 ちなみに32もの眼鏡橋の大半は何故か中国・九州エリアに集中しており、長崎だけでも3つもあります。

 本日は、キング・オブ・キングの長崎市の『眼鏡橋』への行き方、歴史、見どころ、見るタイミングを踏まえてご案内致します。




▼アクセス

眼鏡橋駅
 「眼鏡橋」へは、JR長崎駅前からチンチン電車(長崎電気軌道蛍茶屋支線(2・4・5号系統))に乗車し、『めがね橋電停』下車後、山手に徒歩2分ほどで向かう事が出来ます。

 「眼鏡橋に行きたいけど何駅で下車すればいいのかな、困ったなぁ~」とならなくて大丈夫です。 『眼鏡橋』駅で下車してください!

 【information 】
 住所:〒850-0874 長崎県長崎市魚の町2




▼中島川

川沿い
 「眼鏡橋電停」から山手に歩いた所を流れる『中島川(なかしまがわ)』に出てきました。

 この川は長崎市内を流れ長崎港に注ぐ川で、両側の所々にいい感じの居酒屋さんや、昭和レトロな建物も残っております。

 時間があれば、歩くだけでも楽しいスポットになっております。

▼眼鏡橋

眼鏡橋 正面
 そして、現地では気づかずに通り過ぎそうになりましたが『眼鏡橋』に到着しました。

 写真からは分かりにくいですが、橋を渡ると思いの外にアーチの角度が急で雨の日等はきっと怖いだろうなぁと思いました。

少し離れた眼鏡橋
 先ほどの写真のアングルからだと眼鏡橋の由来のメガネが分かりにくいので少し離れて横から見てみました。

▼歴史

中島川石橋群
 中島川には十五もの石橋群があり「中島川石橋群」と呼ばれております。

 その中で、本日訪れた「眼鏡橋」」は水面に映しだされた姿が眼鏡のように見えるところから命名されものです。

 この橋は、江戸時代の寛永十一年(1634年)に中国から来日して長崎の唐寺(興福寺)の二代目住職となった黙子如定(もくすにょじょう)によって架けられたました。

 黙子和尚は中島川の氾濫のたびに橋が流失されるのを見かねて、中国から石工を呼び寄せて眼鏡橋を建造させたといわれております。

 以来、いくつもの大洪水には耐えては崩壊し、再建してを繰り返し今日に伝わります。

 東明山 興福寺こっちの記事も見てね

中島川石橋
 前述の「中島川石橋群」の架けられる間隔はそれほど広くない為、眼鏡橋からも左右に隣の橋を望む事が出来ます。

 写真のこの橋は、恐らく寛永年間に造られたであろう「袋橋」です。




▼黙子如定和尚

石造
 眼鏡橋のたもとには「黙子如定和尚」像が置かれております。

 この和尚を簡単に調べた所、江西省建昌府建昌県の生まれた黙子和尚は、寛永九年(1632年)の明末清初に来日し、真円和尚が初代住職をしていた興福寺に入寺されました。

 そして、真円和尚が没後に二代目の住持となられます。

 黙子が住持となってからは、中国の先進技術の導入に尽力し地域の為に眼鏡橋等の建設を行ったと云われます。
 

▼火除け地蔵

火除け地蔵
 また、黙子和尚の像と同じく眼鏡橋の袂には『火除け地蔵』が祀られております。

 江戸時代の長崎は非常に火事が多かったと伝わります。

 このお地蔵様は、江戸時代中期の天明二年(1782)に発生した大火後に地元の町民によって建立されたものです。

 その後の記録によると明治初期に発生した玉園火事の際にがこの「火除け地蔵」のお陰でこの町には延焼しなかったと云われます。




▼訪れるタイミング

上から見た眼鏡橋
 昼間には多くの観光客が訪れる「眼鏡橋」ですが、夜は静寂に包まれております。

 ※風営規制が強く歓楽街の少ない長崎の夜は静になります。

 ゆっくり観光した僕は、ライトアップされ美しく照らされた眼鏡橋を観る為に夜訪れましたが正解でした。

川側からみた眼鏡橋
 そして、最後に河原から見た風景となります。

 夜の河原からみた「眼鏡橋」は美しく、いつまでも見ていたい風景となっておりました。




▼さいごに

ハートストーン
 以上で長崎県長崎市にある日本初の日本初の石造りアーチ橋『眼鏡橋』のご案内となります。

 昼には多くの観光客が訪れる人気の観光スポットになっておりますが、ライトアップされた夜にこそ見に来ては如何でしょうか。

 ご精読ありがとうございました。

▼最寄りの宿

長崎バスターミナルホテル

■長崎中華街まで徒歩1分■≪全室Wi-Fi完備≫長崎市の中心部、ビジネス・観光の拠点に最適な立地です
850-0842
長崎県長崎市新地町1-14

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